内田光さんの経歴紹介
1990年生まれ。埼玉県出身。国際理容美容専門学校理容科卒業。学生時代から、学校後にサロンでアルバイトをさせて頂いてました。卒業後は、アルバイトをしていた事もあり、半年でスタイリストとしてデビューしました。理容団体の本部講師等も経験し、計9年間の勤務の内、3年間は店長として働いてきました。その後は、海外で働く夢を叶えるためインドネシア・ジャカルタの有名美容室に就職しました。そこでは、サロンでの勤務はもちろん、現地スタイリスト向けの講師活動やメディアでの取材も経験しました。しかしコロナ禍で帰国となり、現在は、埼玉県の理容室で勤務し、経営目線でサロンの幹部をやらせて頂いています。今後は日本に店を構え、インドネシアで出会った仲間や、今後出逢うであろう素晴らしい仲間たちと協力して、国内外に大きく展開したいという夢を持っています。
保有資格
- 理容師免許
- 管理理容師免許
Webメディア
内田光さんの輝く先輩インタビュー
――その資格を取ったきっかけはなんですか?
サッカー少年だった自分が、高校時代、将来の進路を決める際に改めて自分が好きなことを考えた時、『自分は物を作るのが好き。特にハサミで何かを切るのが好き。髪の毛を自由に色々やりたい。何か人の役に立つ仕事がしたい。』とスラスラと整理でき、気づいた時には理容専門学校のパンフレットを持っていたことが、資格を取るきっかけです。
何故理容師なのかというと、歳を取った時に理容師として男性をメインにやる方が長く現場に立てると考えたからです。
現在日本ではヘアビジネスを支えているのは美容師の方が多い世の中ですが、理容師にしかできない仕事もあります。そのひとつがシェービングです。これは、外科の医師の方の他に理容師しか、人肌に刃物を直接当てることが出来ないため、高い技術が必要です。
他にも、今現在ある美容系サロン(エステ、脱毛、ヘッドスパ等)、リラクゼーションサロン(マッサージ店等)は理容師の仕事が発祥であり、理容師の仕事の可能性はこれからもさらに広がっていくと思っています。
――その資格を取るうえで大変だったことはなんですか?
とにかくこの仕事をしたい!という一心でしたので大変だったという感覚はありませんが、国家資格なだけあって、試験は簡単ではありませんでした。試験には実技と学科があり、もともと学力に自信がない自分にとっては、学科試験には苦労しました。理論、歴史、法律、毛髪科学、皮膚科学、衛生管理学等、医療に近い勉強が多く、自分に会う勉強法も模索しながら、とにかく暗記をして覚えました。技術試験は学校にしっかり通っていれば問題ありませんが、衛生管理をしっかり行わなければならない仕事ですので、汚れたものを使うと失格になる事があり、私生活から清潔感を意識して身の回りの事から意識していました。
――その資格を取って良かったですか?その理由はなぜですか?
とにかく好きな仕事が出来る!ということです。さらに、お客様に直接感謝を頂ける。こんなに素敵な仕事は他にないと思います。
トレンドは毎年変わり、それに伴って技術も進化する為、プロとして営業後の練習等はかかせません。しかし、営業中の楽しさと、お客様からの感謝をいただけた時には、本当にこの仕事やっていて良かったなと実感します。
『ファッション』と聞いて服を連想される方が多いとは思いますが、どんなファッションでも重要なパーツはヘアスタイルだと、僕は思っています。そんな重要なパーツを綺麗にするお手伝いをして、沢山の笑顔と感謝を頂けるこの仕事は、お客様と、友達ではないけれど心を許せる、そんな不思議ですが素敵な関係を築くことができるので、長く仕事をしていると毎日が楽しくて素晴らしいなと感じます。
――最後に、これからこの資格を取ろうか悩んでいる人にメッセージをお願いします。
理美容の仕事は華やかでカッコいい仕事ですが、そこには沢山の苦労が山のようにあります。ただ、カッコいいからこの仕事がしたいと思っているのであれば、辞めた方がいいかもしれません。この仕事に大切なのは、人を喜ばすことに価値を感じる事だと思っています。やってみたいけど不器用、センスがない、人見知り、などと気にしている人も多いと思います。ですが、お客様を想う気持ちがあれば、身体が勝手にお客様の為に技術トレーニングや、勉強などをしています。そこには辛い等の言葉はなく、早くお客様を綺麗にしたいと前向きな気持ちになり、気がついた頃には不器用や人見知りは改善され、センスは身に付いています。理容師はおじさんのイメージが強いかもしれません。これから理容室は減少していくでしょう。しかし、必要としているお客様は必ずいます。チャンスのある仕事なので独立開業もしやすく、いろいろな事にチャレンジできる可能性が多い仕事でもあります。基礎がしっかりとした、理容の匠な技は、今後のヘアビジネスを大きく変えると思っています。
「理容師になりたいから相談したい」という方は、ぜひご相談くださいね。