日本抗加齢医学会認定指導士、国際ウエルネス・アンチエイジングコンサルタント 岩田恵子さんの輝く先輩インタビュー

岩田恵子さんの経歴紹介

1965年 大阪府出身。同志社女子大学を卒業後、大阪大学細胞生体工学センター、国立循環器病センターなどで基礎&臨床医学の研究室にて遺伝子を扱った分子生物学や高血圧・動脈硬化などの研究職に携わり、現在クリニックや行政にて栄養カウンセリングに従事。他にもコラムの執筆、全国の官公庁・企業での栄養指導、レストランでのアンチエイジングメニューの監修、健康番組出演、病院やホテルなど主催のダイエット・美とアンチエイジングに関するセミナーでも多数講演。アンチエイジングの最先端施設NYのザ・サレーノ・センターの栄養学を学び日本に初導入し通信講座を開講している。
■ 出版物:市販食品成分表(医歯薬出版)栄養管理と看護(学研メディカル出版)
■ コラム
・セフティライフ『ハーブティー・紅茶』
・大阪府警察本部『なにわ』
・関西電力『e-Patio』
・スギ薬局『スギ情報パーク』
・ライオン『PAIR』
・阪急阪神東宝グループ『エテルノ倶楽部』
・企業開発センター『自動車管理』
    など。

保有資格

  • 管理栄養士
  • 日本抗加齢医学会認定指導士
  • The Salerno Center認定 国際ウエルネス・アンチエイジングコンサルタント

Webメディア

ホームページ / Twitter

岩田恵子さんの輝く先輩インタビュー

――その資格を取ったきっかけはなんですか?

アンチエイジングという言葉を耳にしたのが私が40歳をすぎた頃。ちょうどお肌の張りが無くなってきたなと感じ始めた頃です。
元々アンチエイジング医学は1990年に米国・シカゴで幕を開けました。 これは、従来の医学の範囲である「病気・疾病の治療」から一歩踏み込んで、『健康な人のさらなる健康」』を目指す最先端の『予防する医療』です。
最初は、自分自身の美容のために興味を持ったのですが(笑)ちょうど京都で日本抗加齢医学会総会というのが開催されており、これに初めて参加して抗加齢医学(予防医学)の奥の深さに驚きました。
人は外見だけではなく、内面から老いると言うこと。特に血管の老いが体の様々の場所に影響が出ると言うことがよく理解できました。
管理栄養士という立場から、食を通じてこのことを伝えていければ・・と思いました。

――その資格を取るうえで大変だったことはなんですか?

日本抗加齢医学会認定指導士の資格は、学会が認定した総会、セミナー、研究会、講習会などに参加して所定の単位数を取得し、かつ分厚いテキストを熟読して試験に合格せねばなりません。専門医の試験と指導士の試験は一応分けられていますが共通の問題もあり、結構難易度は高かったように思います。
国際ウエルネス・アンチエイジングコンサルタントの資格は、事前にNYからテキストを送っていただいたのを見て勉強し、さらにNYまで行って3日間受講し、現地で試験を受けて合格というものでした。一応日本語訳のテキストもありましたが、専門分野の言葉も多く翻訳の言葉がわかりにくくて苦労しました。また、日本と米国の栄養に対する考え方も違い、日本では余分に摂るものを制限するということが多いのですが、米国の考え方はまずデトックス・・体の中の余分なものをまず排出して、それから必要なものだけを摂り入れるという以下にもアメリカ人らしい合理的な栄養学だと感じました。

――その資格を取って良かったですか?その理由はなぜですか?

取得してよかったと強く感じています。日本と米国の医学と栄養学の両方を学ぶことで健康に関する視野が広がりました。毎年学会に参加することで色んな最新情報が入って来ますし、全国のドクターやコメディカルの方々とも色んな情報交換ができ、いつもよい刺激を与えていただきモチベーションが上がります。また、最近は忙しくて行けてないのですが、海外の学会にも参加してより深い知識を得たいと思います。そして、国際ウエルネス・アンチエイジングコンサルタントの通信講座で教えた生徒さんでCeryificateを取得された方々の活躍を見れることができるのも嬉しいことですね。栄養学が医学から来ているのか家政学から来ているのかという認識の違いが日本と海外とでは大きく違いますが、最近では日本でも臨床などの場において活躍される管理栄養士の方も増えて来ており、ぜひこのような方々にも取得して欲しいですね。

――最後に、これからこの資格を取ろうか悩んでいる人にメッセージをお願いします。

何かをやりたいと思いついた時が、その人の適齢期です。迷うのは時間に余裕がある証拠、悩むのは心に余裕のある証拠(笑)年齢や環境を言い訳にしてやりたいことを諦めるということだけはしないでくださいね
井の中の蛙にならないよう現状に満足しないよう、興味を持ったことにはどんどんチャレンジして視野を広げて、自分の活躍のフィールドを広げて行ってくださいね!

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