「食行動改善カルテ」を考案。管理栄養士 豊永彩子さんの輝く先輩インタビュー

豊永彩子さんの経歴紹介

1986年生まれ、実践女子短期大学卒業後、聖徳大学管理栄養士専攻編入学 / 卒業後大手給食会社へ就職後、約4年間調理業務/栄養士業務 /マネジメント業務等を経験。ベンチャー企業へ転職し、運動サロンでにて会員様向けの食と栄養のコンテンツ開発やカウンセリング、グループレッスン、女性のためのプロテイン開発等を経験し約2年間勤務をする。米国NTI認定栄養コンサルタントの資格を取得し「食事」だけではなく身体と心の両面からのケアができるよう、オリジナルメソッドメソッド確立に至る。過去ストイックなダイエットの失敗/ストレスから体調を崩し、薬が手放せない8年間を過ごし、10kg近くの減量と体質改善を自ら実践した経験から、3ヶ月で美と健康が手に入るオリジナルの「食行動改善カルテ」を生み出し、個別カウンセリングやイベント等を通して300名以上の女性をサポートしている。商品開発監修・レシピ本出版・マイナビコラム・サンケ イリビング新聞社くらしナビ コラム連載など、多数手がける。

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豊永彩子さんの輝く先輩インタビュー

――その資格を取ったきっかけはなんですか?

料理好きな祖母の影響により、キッチンに立つことが日課でありお菓子作りに興味を持ったことも大きな影響だったと思います。

また、女性向け雑誌で「栄養や食事」に関連するページはつい見入ってしまい、栄養学のロジックに興味があることに気づき、管理栄養士を目指しました。
4年制大学を出なくとも、2年間で短大卒業後、就職し現場経験を積み国家試験を受ける道もあるため一旦は短期大学に入学をしましたが、さらに多くの分野を学びたいと感じ編入学の道を選びました。

一方で、大学時代に自分自身もストイックなダイエットをしたり、” 理想的な食事 ” を意識するあまり食事を楽しめず、国家試験の勉強などのストレスが重なり、体調を崩し毎日大量の薬を飲み続けても症状が改善されずに苦しみました。
身体だけではなく心の健康にも着目した「ホリスティック栄養学」に興味を持ち、数年後には米国NTI認定栄養コンサルタントの資格を取得しました。

――その資格を取るうえで大変だったことはなんですか?

基礎栄養学だけではなく、応用栄養学・社会環境と健康、公衆衛生学や解剖学、臨床知識、給食経営管理論、多くの実習など、とても多くの科目がありました。
ただでさえ勉強量が多いにも関わらず、膨大なレポートや課題をこなし、さらに国家試験対策となるとまた新しい切り口からの視点がとても重要ですが、とにかくそれに対応するので精一杯でした。

私の場合は短大時代に学んだ学科もさらに四年制大学に編入後にはほとんどの科目を再度履修をしたので、6年分の勉強量を4年間に詰め込み勉強ばかりしていた印象でした。
編入学も確実に国家資格を取得するための手段の1つだったので、本当に大変でしたが苦痛に思ったり、やめたいと思った事は一度もありませんでした。

一方、米国NTI認定栄養コンサルタントは、フリーランスとして駆け出しの頃に取得しましたが、月1回の集中講座の受講、1ヶ月間エッセイ課題をこなすというのはなかなかハードでした。

――その資格を取って良かったですか?その理由はなぜですか?

管理栄養士資格、米国NTI認定栄養コンサルタントの資格両方とも、取得期間中はとても大変でしたが、心から取得して良かったと思っています。

管理栄養士は国家資格のため、メディア媒体等で起用いただく際や何かを発信する際の信頼度が違います。
資格取得のための、知識量や知識の幅などの基盤があるため常に自分自身で情報のアップデートを怠らない限り、食と栄養、健康に関する分野においては応用させて考えることができます。

米国NTI認定栄養コンサルタントの資格取得によって、管理栄養士としての枠にとらわれずにより、広い視野を持てるようになったと感じています。この2つの分野は「生きるための基礎」であり、流行に左右されず何年たっても色褪せない「大切な人を守るための武器」になると思っています。

――最後に、これからこの資格を取ろうか悩んでいる人にメッセージをお願いします。

SNS時代となり、特に知識が無くともいくらでも繕うことはできてしまう時代です。
ですが、本質を理解し、基盤となる知識や経験こそが、多くの人を幸せにするスキルです。

国家資格や専門的な資格を取得することはとても大変なことですが、長い人生の中で僅かな時間です。

将来的に実力をつけて、多くの人へ価値を提供し笑顔にできる自分を思い描くのであれば、その背中を押してくれる資格だと思っています。

国家試験対策/資格取得のための知識はとても専門的ですが、将来多くの人に「おもしろく」伝える為にはどんな伝え方や表現になるのか、ほんの少し考えるだけでワクワクすると思います。

ぜひご自身が楽しんで資格取得へ挑んでみてください。その挑戦はきっと未来のあなたの自信になると思います。

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